移住や2地域居住推進 岡谷市がパンフ作成

LINEで送る
Pocket

オンラインでパンフレットをPRする大木さん(左)、塚原さん(中)と岡谷市の担当者

交流・関係人口の創出を目指して、岡谷市は市内の観光やスポーツ、文化などの魅力を発信するパンフレット「おかやから”好き”をふやそう」を作成した。地方移住希望者の心をつかむように外部からの視点を取り入れ、県内と東京で2地域居住を始めた人にデザインなどを依頼。市工業振興課は「これまでにない優しい雰囲気のパンフレットができた」とし、2地域居住や移住の推進に活用していく。

観光による交流人口と地域住民との交流を通じた関係人口の創出を目的とした「おかやスポーツツーリズム事業」の一環として企画。20代後半から30代前半までの若い世代や子育て世代などをターゲットに、市内への移住、定住や就業を促す情報発信の手段として作成した。

パンフレットのデザインやイラストは、昨年8月から辰野町と東京での2地域居住を始めた大木洋さん(29)と婚約者の塚原朋子さん(28)に依頼。大木さんは都内の企業で工作機械の操作画面のデザインなどに携わり、塚原さんはフリーで空間デザインなどを手掛けている。市内で2019年10月に実施した移住交流イベントに2人が参加した縁で、市側が制作を打診した。

「移住者に向けて響くポイント」を重視したという大木さん。先輩移住者の声を数多く掲載しながら、市内の公共施設や観光情報を紹介している。保育園の待機児童数ゼロや県内では積雪が比較的少ないことなど、移住者が注目するデータもアピール。市花「ツツジ」の色と地域資源の繭をイメージしたレイアウトで、他のパンフレットと差別化を図っている。

大木さんは「都内で生活を続けることを想像できないような層に響かせたい」と期待。市は既存の移住パンフットのダイジェスト版と位置付け、まずは岡谷に関心を持ってもらうためのツールとして活用していく。

A3判二つ折りカラーで1000部印刷。市内関係施設や東京の「銀座NAGANO」、ふるさと回帰支援センターなどで配布するほか、市ホームページからダウンロードできる。

おすすめ情報

PAGE TOP