原村独自の「起業補助金」 認定件数が大幅増

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原村独自の「起業チャレンジ補助金」の認定を受けたワイン用ブドウの栽培農家、日達さん

起業から3年以内の事業者に最大で50万円を補助する原村の独自施策「起業チャレンジ補助金」の今年度の認定件数が7件となり、例年に比べて大幅に増加した。今回の申請内容はレストランや整体、音楽関係、ウェブ制作、英会話など多彩な業種にわたったことも特徴。認定者はこれまでも移住者が多く、村商工観光課は「移住し、さらに事業をやってくれると村の活性化につながる」と歓迎。制度の周知や活用の促進にさらに力を入れていく考えだ。

同制度は2013年に創設。以来、多い年で応募件数は1~4件、認定件数は1~3件で推移。昨年度は1件の応募、認定にとどまった。

今年度認定を受けた1人、日達俊幸さん(62)=原山=は、自身で栽培したワイン用ブドウを醸造所でワインにする委託醸造費の一部に活用しようと同制度に応募。今年度はこれまでで一番の豊作となり、ブドウ2.5トンを収穫し、ボトル2200本分を委託醸造で造る計画だ。

認定を受け、日達さんは起業間もない事業者を村が後押しする意味で「いい制度。ありがたい」と感謝。今後は委託醸造で完成したワインの販売促進を目指す。これまでのところ、移住者の顧客が多いとし、5種類あるワインのうち1種類は”お手頃価格”にするなどして「より幅広い層の人に 飲んでもらえるようPRしたい」と話した。

村商工観光課は今年度の認定者増について、「コロナ禍に負けずに、新しいことにチャ レンジしようとしている事業者が多いと分かった」と手応え。認定後の事業支援にも力を入れていく方針で、3年間にわたる事業報告提出や3年目の発表などを予定している。

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