凍み豆腐作り順調 茅野市の小林豆腐工房

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西の空をオレンジ色に染める光景を眺めながら豆腐を並べる小林千年さん=19日、茅野市湖東の小林豆腐工房

20日は一年で一番寒い時期とされる二十四節気の「大寒」。諏訪地方も連日、厳しい冷え込みが続き”凍(し)み”を生かした特産物の製造の追い風になっている。八ケ岳を背負う茅野市湖東大石の小林豆腐工房(小林哲郎代表)では、冬季限定の「凍み豆腐」作りが順調。放射冷却が最高の凍み豆腐を作るといい、天気を見越しながらの作業が進んでいる。

湖東白井出の男性がその昔、和歌山県高野山で高野豆腐の製法を学び、広めたのが元祖という。行商も盛んだったが、作り続ける家はわずかに。小林代表(69)は東京生まれだが、妻千年さんの両親らに技術や知識を学び、10年前に夫婦で豆腐屋を復活。新しい発想も取り入れつつ伝統を守り続ける。

昼間のうちに小林代表が、厳選した大豆で仕込んでおいた切り餅ほどの大きさの豆腐を、千年さんが夕方、屋外の台に並べる。氷点下の日もあるが、西の山並みに沈む夕日を眺めるお楽しみもある。乾物の高野豆腐と異なり、屋外で凍らせた状態で冷凍保存するのが特徴。風味を残し、口当たりもなめらかとファンも増え、全国発送にも対応する。

小林代表は「暖冬だった昨年の2倍出来た。ストックも確保できそう。大勢に食べてもらいたい」と話す。問い合わせは同工房(電話090・1659・0102)へ。

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