2021年1月29日付

LINEで送る
Pocket

デジタル化など先端技術は現代のまちづくりに欠かせない要素。これらのサービスに順応する人がいる半面、ついていくのが難しい人もいる。誰もが取り残されずにサービスを受けるためにはどうしたらよいのか。まちづくりの課題に挙げられている▼茅野市が昨年12月から実証運行しているAI(人工知能)活用の乗り合いオンデマンドタクシーは、予約にスマートフォンアプリを使うが、思うように利用者数が伸びていない。本来なら多く乗ってほしい高齢者がどれだけ利用しているのか。スマホの壁があるように思えてならない▼アプリの使い方を知ってほしいと市が開いた講習会。受講した70代後半の女性は、運転免許証返納後を見据えて参加した。スマホを使い始めて4カ月。「難しい」と言いながらも懸命に講師の手取り足取りの指導を受けていた▼職員によると、スマホの習熟度合いは個人差があり、それぞれに対応した指導が重要という。見ていると、講師は一人ひとりの進度に合わせて助言する必要があり、大変そうだった▼アナログ人間の自分も試してみようと、アプリをダウンロード。手こずりながらも登録して予約、乗車してみた。低料金で目的地にスムーズに到着し、便利ではあった。使いやすさを実感してもらえれば、利用者は増えそうだ。利用を望む人が使いやすいシステムにするために丁寧なサポートが不可欠だと思った。

おすすめ情報

PAGE TOP