「市誌」編さん始動 伊那市

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白鳥孝市長(左)から委嘱書を受け取る委員

伊那市は28日、「伊那市誌」の発行に向けた市誌編さん委員会の初会合を市役所で開いた。編さんの基本方針や推進体制について協議。合併前に発行された旧3市町村の史誌を補完しつつ、合併に至る経緯や新市の営みを記録として残すことや、合併20周年に当たる2025年度を目標に編さんを進めることなどを確認し、本格的な取り組みをスタートさせた。

市誌の発行は、既に合併から15年、刊行から40年以上が経過している史誌があることなどを踏まえ、「伊那市の変遷を顧み、市民の郷土に対する関心と愛情を深め、将来の伊那市の発展に資する」ことを目的に計画。昨年11月には市誌編さん室を旧美篶子育て支援センターに開設し、準備を進めてきた。

同委員会は元教員や元市職員、郷土研究家など13人で構成。初会合では白鳥孝市長が一人ひとりに委嘱書を手渡し「歴史的な作業になる。完成に向けて協力をお願いする」とあいさつした。

委員長には元芝中学校・高校(東京)校長の春日利比古さん(73)=美篶=を選出。春日委員長は「大変大きな仕事であり、こつこつと積み上げていかないと集大成できない。委員、市民一人ひとりの力を借りて刊行していきたい」と決意を述べた。

取り上げる時期は合併前に発行された伊那市史、高遠町誌、長谷村誌以後とし、近年の調査・研究の成果を取り入れつつ、合併から新市誕生に至る経緯、新市の営みや今日までの発展を記録として残す。発行形態は冊子のほか、デジタル技術を活用してウェブでも閲覧できるようにしたり、関連資料(画像、映像、音声を含む)をデータ化して検索できるようにしたりすることも検討する。

同委員会には「編さん部」「刊行部」「進捗支援部」の3部を設け、各部に部会を設置。編さん部には全委員が入り、「自然」「教育」「社会」「民俗文化」「政治行政」「産業経済」「交通運輸」の7部会を置き、分野ごと編さん作業を進める。必要に応じて執筆員や調査協力員を依頼する予定だ。

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