伊那中央病院 ブラックジャックセミナー

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実際に使う手術器具に触れる参加者

実際に使う手術器具に触れる参加者

伊那市の伊那中央病院メディカルシミュレーションセンターで27日、中高生を対象とした医療体験セミナー「ブラックジャックセミナー」が行われた。伊那市を中心に23人が参加した。最新機器を備え、上伊那地方の医療の中核を担う実際の医療現場を見学。傷口の縫合や内視鏡の操作など外科医の仕事を体験し、医療への関心を高めた。

同セミナーは、製薬や医療機器などを製造販売するジョンソン・エンド・ジョンソンが、全国の医療機関と共催で行う社会貢献活動の一つ。医師をはじめとする医療従事者の不足が懸念される中、将来を担う子どもたちに最新医療を体験してもらい、医療への関心を高めるのが目的だ。同病院では、今年で3回目となった。

参加者は手術衣を身に着け、手術室を見学。続いて、電気メスや自動縫合器、内視鏡など医師らが実際に訓練で扱う器具を用い、よりリアルな模擬体験を行った。医師や看護師らの指導で、骨折手術として模擬の骨にボルトを埋め込んだり、シミュレーターで胆のうを摘出するなど医療技術への理解を深めた。

医療機器に興味があるという伊那中学校1年の酒井力(ちから)君(13)は「話でしか聞いたことのない機器を実際に操作して難しかったが、楽しかった。将来の参考にしたい」と話した。

北澤公男センター長は「セミナーで刺激を受け、医療関係者を目指してほしい。上伊那では勤務医が少なくなっており、将来的にこの病院で働いてもらえれば」と期待した。

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