今季最後の御神渡り観察 八剱神社総代ら

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今季最後の諏訪湖の観察をする小池総代(右)ら

諏訪湖の御神渡り(御渡り)の判定と神事をつかさどる八剱神社(諏訪市小和田)の宮坂清宮司(70)と総代ら6人は11日、今季最後の諏訪湖の観察を同市豊田の舟渡川河口で行った。諏訪湖は波立っており、凍った湖面に出て氷の厚さを調べた1月中旬を懐かしみながら水温と気温を測り、静かに観察を終えた。

「立春」の3日に宮坂宮司が「明けの海」を宣言した後も、観察総代の笠原清一さん(63)=同市渋崎=や藤森雅史さん(63)=同=らが湖面の状態を見届けようと、観察を続けてきた。

11日午前6時半の気温は、宮坂宮司の温度計で氷点下1.8度、水温は2.5度。湖岸の枯れ草には着氷があったが、湖面は波打っていた。観察を始めた頃 より夜明けが早くなり、同時刻でも対岸まで見渡せるようになっていた。

3日以降も観察に参加し続けた小池克之総代(67)=同市城南=は「これで終わっちゃうのはさみしい」としながらも、「総代でないと見れない景色に立ち会えた。いい経験になった」と晴れやかな表情だった。

21日には、今冬の結果を記した「御渡注進状」を八剱神社の神前にささげ、諏訪大社上社に奉告する。

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