ネパール交流市民の会 指導者養成研修修了式

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オンラインで行われた修了式で、修了生にエールを送る「ネパール交流市民の会」のメンバー=駒ケ根市役所

ネパールで母子保健プロジェクトに取り組む駒ケ根市の市民団体「ネパール交流市民の会」の活動拠点となっているポカラ市の母子友好病院で20日、助産を担う病院スタッフの指導者を養成するオンライン研修の修了式があった。妊産婦死亡率の低下につながる技術や知識を伝える担い手の育成を目指し、初めて実施。分娩介助時の状況対応力や判断力を磨いてきた現地の研修員3人が修了証書を受け取り、実践に生かしていくことを誓った。

同会は長らく、同病院スタッフの育成支援に携わってきた。同病院では、持続的な担い手の育成を目的にした母子保健研修センターの新設が予定されているため、今年度新たに、育成に当たる指導者の養成を支援することにした。指導者候補となった研修員3人の同病院での勤務歴は約10年。当初は3人を駒ケ根市に招き、約3カ月間の研修を計画していたが、コロナ禍の中で、オンライン開催に切り替えた。

研修は昨年11月下旬にスタートし、計8日実施。県看護大学(駒ケ根市)の助産分野の専門家3人が講師を務め、分娩介助の技術や診断の仕方などを伝えた。最終日は、研修員3人が、お産の現場で対応した事例を発表。講師陣のチェックを受けて、改善点などを教わった。研修員はいずれも、同会や講師たちに感謝。「科学的根拠を持って診断する大切さを学んだ」「母親一人ひとりに合った助産ケアを考える大切さを学んだ。実践に生かしていきたい」と力強く誓った。

研修は、自治体国際化協会のモデル事業の採択を受けて実施。同会プロジェクトマネジャーの北原照美さんは、「現場研修には、オンラインでできないことがある」とし、「構想段階だが、来年度は現場研修を実施したい」と述べた。

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