「山ん家」PR動画 活動紹介、つながり創出

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子どもたち、大人たちの笑顔が満載の動画をPRする「山ん家」メンバー(前列)と、活動や制作を支援する男性陣=茅野市北山

茅野市の蓼科観光事業者向け「女性活躍」支援策事業化協議会は、観光地で働く親たちが多忙な週末に助け合って子どもを見守る「休日子育てシェアハウス山ん家」のPR動画を作った。動画投稿サイト「ユーチューブ」に専用チャンネルも開設し、休日の居場所ではつらつと過ごす子どもたちや、それぞれの職場で生き生きと働く母親たちの姿など、ありのままの「山ん家」を紹介。住んでよし、働いてよし、遊んでよしの地域づくりを発信している。

土日・祝日に働く親たちが多い茅野市と北佐久郡立科町の観光地で、皇位継承に伴う一昨年春の10連休を機に始まった「山ん家」。現在は大人20人、子ども40人の会員がおり、白樺湖畔の一軒家を拠点に活動。母親らが交代で「見守り先生」になり、野外活動を取り入れながら休日を過ごしている。

今年度は観光庁のモデル事業に採択され、PR動画はその一環で「山ん家」の活動をより多くの人に届けたいと作った。映像制作の「PINTO.」(諏訪市)の小口広希さんが、メンバーのインタビューのほか、居場所で楽しそうに過ごす子どもたちの様子を撮影。ホテル、オーベルジュ、花き栽培ハウス…。安心して働く母親たちの姿もカメラに収めた。

白樺湖畔で昨年秋に開催した「山ん家フェス」の様子を紹介しながら、子育ても仕事も遊びも思い切りできるこの地域の魅力を発信。地域全体が家族のような「山ん家」を4分20秒余りの映像に凝縮した。理念の構築やデザインなど総合的支援をする富岡史棋さん=茅野市=は「子ども中心のコミュニティーが自然発生的にできている山ん家。普段の姿をそのまま映したのが今回の動画」と話す。

今後は子どもリポーターやカメラマンによる動画も配信したい考え。グラフィックデザイナーの利根川裕さん=同市=の協力でウェブサイトの制作も進行中だ。「子育てしながら、自分らしく働きたいという女性の思いを知っていただければ」と、山ん家メンバーの半田晴奈さん。吉村紗恵さんは「普段の生活では得られなかったつながりが山ん家でできた。もっと大きなつながりができたら」と願う。

山ん家代表の矢島麻優美さんは「この活動に私たちはうれしさを感じている」とし、「育児と仕事の両立で悩む母親の皆さんや地域の方に山ん家が届き、理解が深まり、いろんな形のつながりができていけば」と期待。県内外の他の観光地にも視聴してほしいと望んでいる。

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