学校、地域で食育を 伊那でフォーラム

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県伊那保健福祉事務所は26日、「上伊那地域食育フォーラム」を伊那市の県伊那合同庁舎で開いた。食生活改善推進員、保育園、学校、市町村の関係者など約80人が参加。事例発表や講演を通じて食育への理解を深めた。

フォーラムは、県や各市町村の食育推進計画に基づいて食育活動が展開される中、食育推進に関わる関係者の意識をさらに高め、連携による効果的な食育の推進を図る狙いで開催している。

伊那市東春近小学校の倉嶋隆雄校長は学校における食育の取り組みについて発表。同校では食育目標を「『命をいただき、わたしたちの命をつなぐ食』に感謝」とし、農業体験を通して作物への関心や知識を育てていることなどを取り上げた。

農業体験は学年ごと生活科や総合学習の時間を活用し、大豆、ジャガイモ、大根、リンゴ、ナス、キュウリなどを栽培、給食に提供できたという。一方で、農作業の時間の確保や夏休み中の管理、不ぞろいな作物で給食の調理員に負担がかかることなどを課題に挙げた。

続いて、南箕輪村住民福祉課管理栄養士の上島美紀さんが同村の食育活動について説明。乳幼児健診に合わせて開いている「はしの持ち方教室」や小学生の親子を対象にした料理教室、2月18日の「南箕輪村の日」に小中学校などで提供している特別給食などを紹介した。

講演では県短大生活科学科教授の中澤弥子さんが「和食の良さと大切にしたい地域の食」と題して話した。

会場では食生活改善推進協議会上伊那支部による地域の農産物を使った減塩料理などの展示も行った。

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