「すわをかしまつり」 初日から出足好調

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焼き上がった銘菓「鳥ぱん」の品質を確かめる河西邦彦さん、いづみさん夫妻

諏訪市菓子組合加盟店の菓子やパンなどを販売するイベント「第15回すわをかしまつり」(同組合と諏訪商工会議所賑わい創出プロジェクトでつくる実行委員会主催)が1日から始まった。3店舗を巡ると先着100人に1000円分の商品券を贈るスタンプラリーを初めて実施。各店には初日から買い物客が訪れ、スタンプを3個集めて応募する人も。事務局の同商議所は「出足は好調」と語り、早めの購入を呼び掛けている。

明治時代から受け継ぐ銘菓「鳥ぱん」を提供する1855(安政2)年創業の丸平精良軒総本店(同市小和田)では同日、開店と同時に来店者があり、夕方にもスタンプラリーを楽しむ人が訪れた。

「鳥ぱん」は、諏訪湖の波に揺れるカモの浮き寝姿を模した和菓子。江戸で修業した2代目治助が明治初期にパンの製法を諏訪に持ち帰ったのがきっかけで、3代目良助が餡を入れた焼き菓子に改良した。塩味の利いた北海道産小豆のこしあんが、詰まっている。

品評会や博覧会で数々の賞を受けた鳥ぱん。現在は5代目当主の河西邦彦さん(78)いづみさん(75)夫妻が門外不出の製法を守り続ける。河西さんは「をかしまつりは年に1度、店の旦那がお客さんと接して『ありがとう』と言える機会。毎回来ていただけるお客さんもいる。そのたびに頑張ろうと思う」と穏やかな表情を浮かべた。

参加店は菓子組合加盟店やみそ天丼店など28店舗で、菓子店やパン店、雑貨店で500円以上を購入するかみそ天丼店で食事をすると、スタンプが1個もらえる。スタンプカードには、参加店で1回だけ使える50円割引券もついている。同商議所によると、商品券を先着としたのは「誘客のため」。スタンプカード付きの店舗紹介パンフレットには、各店自慢のお菓子が掲載されていることから、「保存版としてお店めぐりに役立てもらえたら」と話している。

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