旧岡谷小跡地 保全対策工事26日完工

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26日に保全対策工事が完工する旧岡谷小学校跡地

岡谷市教育委員会は11日の定例会で、市が旧岡谷小学校跡地で進めている保全対策工事が26日に完工すると明らかにした。跡地直下の急斜面を緩傾斜に変え、植樹で地盤を安定させたほか、北体育館跡地付近に記念物集約スペース「旧岡谷小実りの丘展望広場」を整備。同校の記念碑などを移し、学校の歴史を伝えるメモリアルスペースとする。

同校敷地は軟弱地盤で学校用地に適さないとされ、近隣校と統合し2016年に閉校。直下の傾斜地は土砂災害防止法に基づく土砂災害特別警戒区域の指定場所も含まれたため、市は跡地を里山に戻すことを決め、18年に着工。斜面を削って土を盛ることで傾斜を緩やかにし、地盤強化のためクヌギやコナラといった根が張る樹種を斜面に植栽。四季の景観が楽しめるように花木も植えた。

展望広場は円形で、外周にシロツメクサやツツジを植える予定。同校の石碑やブロンズ像を移し、同校伝統の穴窯「あかしあ窯」の歩みを掲載した説明板を置く。広場の名称は同校の歴代PTA役員らでつくる「ありがとう岡谷小の会」と市が調整し決めた。

11日現在、進捗率97%。展望広場の整備や道路の舗装工事を済ませ、26日に竣工する。総面積約2万8000平方メートル。総事業費約3億円。岩本博行教育長は「多くの人の協力で竣工を迎えることができる」と感謝した。

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