3季連続で「明けの海」 八剱神社で注進奉告祭

LINEで送る
Pocket

諏訪湖の御神渡り(御渡り)の判定と神事をつかさどる諏訪市小和田の八剱神社で27日、今季の結果を神前に告げる注進奉告祭が開かれた。御柱年とあって御神渡り出現への期待度は高かったものの、暖冬傾向により出現せずじまい。3季連続で「明けの海」となったと奉告した。

御神渡りができない「明けの海」は戦後33回目、平成元年以降では20回目となった。 今冬の諏訪湖は1月25日に全面結氷したものの、同29日の大雨により結氷状況が悪化。寒気が長続きせず、氷を張る範囲は次第に縮小、今月10日に全て解けたとされる。宮坂清宮司は「全面結氷するも、やがて解氷し、明けの海となりて、御渡りござなくそうろう」と読み上げた。参列した総代や古役ら約50人は、神事後、御神渡りができた場合に拝観式で使う予定だったしめ縄をたき上げた。

御柱年での御神渡り出現を願っていた総代たち。藤森政明大総代(61)は「昨シーズンできなかった湖上観察もでき、期待しただけに残念。致し方ない」と話した。宮坂宮司は「1月の気候はめまぐるしかった。(御渡りが出現せず)一抹の不安があるが、なんとか穏やかな年であってほしい」と願いを込めた。

奉告祭に続いて、結果を記した注進状 を諏訪大社に奉納した。注進状の内容は大社を通じ、宮内庁に言上、気象庁に報告される。

おすすめ情報

PAGE TOP