参院県区補選 週末の候補熱い舌戦

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支持者にガッツポーズを見せる小松さん(写真右)と、有権者とグータッチをする羽田さん(写真左)

25日投開票の参院県区補欠選挙(定数1)が選挙戦の折り返し地点を過ぎ、週末は候補たちの舌戦にも改めて熱がこもった。構図は自民党新人の小松裕さん(59)と立憲民主党新人の羽田次郎さん(51)による事実上の与野党一騎打ち。小松陣営は衆院議員と医師の経験を生かしてコロナ禍の国会で即戦力になることを、羽田陣営は与党の感染症対策や不祥事を批判しながら政権交代可能な勢力づくりを、それぞれに訴えている。選挙には「NHK受信料を支払わない方法を教える党」新人の神谷幸太郎さんも出馬し、政見放送などを通じて支持を訴えている。

■小松さん 命を守る政治訴え

小松さんは土日で18カ所の街頭演説を計画し、17日は長野市や松本市、18日は東御市や上田市を遊説。感染症対策で握手代わりに拳と拳を付き合わせて「負けるわけにはいかないんです」と有権者に語りかけ、「命を守る政治」を託してほしいと訴えた。

小松さんは演説で、新型コロナ対策に加えて日米同盟強化や国土強靱化も「命を守る政治」と述べ、有権者の一票で「新型コロナを乗り越えることができる。命と暮らしを守ることができる」と声を振り絞った。

党本部からは2日間で世耕弘成参院幹事長、甘利明税制調査会長、野田聖子幹事長代行、稲田朋美元防衛大臣が駆け付けた。陣営は無党派層への浸透を図りたい考えで、小松さんの衆院議員と医師の経験を生かした具体的な政策の主張に力を入れる。萩原清党県連幹事長は「熱意ある遊説活動で日々盛り上がっている。政策で選んでもらえれば負けない」と話した。

■羽田さん 地域の声を国政に

羽田さんは地元の東信地域で遊説を展開。17日は軽井沢町や小諸市、18日は上田市や青木村の計7カ所で街頭演説を行い、地盤固めを進めた。「手応えはある」としつつも、さらなる支持拡大を狙う姿勢だ。

羽田さんは演説で、「新型コロナの収束が何よりも先決」と述べ、「変異株が県内外で拡大し続けているこの状況で五輪を強行することが命を守る政治なのか」と政府の姿勢を批判。検査体制や治療体制の拡充を訴えた。

遊説や街頭演説で地域住民と声を交わし、地方分権や地域主権、消費税減税の必要性を実感したという羽田さん。兄・雄一郎氏が掲げた「チルドレンファースト」を受け継ぎ、地域の声を国政に伝える意気込みを熱く語った。

2日間同行した選対本部長の杉尾秀哉参院議員は「次郎氏は日に日に政治家としてたくましくなっている。必ず勝利し、次の衆院選への布石としたい」と話した。

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