岩波昭雄さん、昭彦さん親子 千葉で作品展

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鋸山美術館で開催中の作品展。右は岩波昭彦さん、左は鈴木裕士理事長。背景は岩波昭雄さんの「薄明の海」など

茅野市玉川の洋画家・岩波昭雄さん(80)と、長男で同市出身、千葉県佐倉市在住の日本美術院院友・岩波昭彦さん(54)の作品が、同県富津市の鋸山美術館(鈴木裕士理事長)の作品展「日本の自然 鋸山の文化遺産」で展示されている。収蔵作品から自然にスポットを当て、四季折々の風景を描いた展覧会。2人が描いた油彩画「残照」、日本画「鋸山」などを公開している。

同美術館周辺は一昨年9月の台風15号で、地域のシンボル「鋸山」の木々がなぎ倒されるなど景観が一変した。本展は徐々に復興が進む中 、地元や房総半島をテーマにした作品展で 、より活気を取り戻してもらおう-と企画。

昭彦さんは設立当初から同館と携わり、複数の作品を寄贈している。今展には、かつて採石が行われた鋸山を町から見た風景「鋸山」、内房と金谷の町を見下ろした「眺」を展示。

昭雄さんは30代の頃よく千葉県に出張し、余暇を活用して絵画制作を続けた。犬吠埼の灯台に注目した「薄明の海」と、外房の海で捉えた「残照」を初披露する。

同館では「古くから鋸山は文人墨客が訪れ、創作の糧としてきた歴史がある。県を代表する名山に現代の作家がどのようにインスピレーションを得て、作品へと昇華させていったのかも見どころ」とし、関連資料や文化財を公開している。5月16日まで。問い合わせは鋸山美術館(電話0439・69・8111)へ。

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