伊那の古本屋で交流を 信大学生ら改装作業

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古本屋のリニューアル作業に取り組む信大生と地元の小学生

信州大学農学部(南箕輪村)の学生有志を中心に地域住民らで運営する伊那市通り町商店街の古本屋「カリカリブックス(仮)」は、内装のリニューアル作業を行っている。来訪者が本を眺めやすく、開放的な空間にしようと4月中旬に作業を開始。地域の人や地元の小学生も参加して改装に取り組んでいる。

古本屋は運営者の一人、増川千晶さん(25)=北海道出身=が勉強ばかりで余裕がなかった高校時代の経験と大学生の時に大切な一冊に出会い、本を通じた出会いと交流の楽しさを体験したことから、「地域の高校生にも本と人との出会いを届けたい」という思いで2017年に開いた。地域の高校生が本を読んだり会話を楽しんだりするほか、高校生以外にもさまざまな人が訪れ、気軽に過ごせる場となっている。増川さんが大学卒業後は、店の趣旨に賛同した大学の後輩らが引き継ぎ、主となって活動している。

店は1フロアで、隅々の清掃や床板のペンキ塗りを進めている。棚の配置やデザインを変え、訪れた人が交流を楽しめるようコミュニティースペースを設けるなど誰もが立ち寄りやすく落ち着いた空間に仕上げる。

「幅広い世代の人が集まる場所にしたい」と学生たち。増川さんは「この場所を通じて伊那の街に関わる人が多くなってほしい。本を通して人と会えるイベントなど新しいことができる空間にしていきたい」と話した。

営業は月曜日の午後4時~同7時(変更あり)。問い合わせは直接同店へ。

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