三六災害60年シンポ 飯田で来月13日

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三六災害60年シンポジウムへの参加を呼び掛ける実行委事務局

伊那谷に甚大な被害をもたらした1961(昭和36)年の豪雨災害から60年の節目を迎えるのに合わせ、三六災害60年シンポジウムが6月13日、飯田市鼎文化センターで開かれる。基調講演やパネルディスカッションを通して、災害の教訓を後世に伝えるとともに、地域防災の在り方について考える機会にする。

伊那谷は61年6月下旬に豪雨に見舞われ、各地で土石流や地滑り、河川の氾濫などが引き起こされた。死者・行方不明者は136人、浸水家屋は1万8千戸以上に上るとされる。シンポジウムは地域の防災力向上を目指して、上下伊那地方の市町村や県、国の関係機関でつくる三六災害60年実行委員会が主催する。

基調講演では、元国土交通省河川局砂防部長の牧野裕至さんが「天竜川上流域の降雨特性と地形~三六災害豪雨等の特性~」を演題に講演する。パネルディスカッションのテーマは「三六災害を振り返り、近年の異常気象を踏まえ、命を守る行動を考える」。信州大学地域防災減災センター防災減災研究部門長の平松晋也さんをコーディネーターにして進行。大鹿村の前村長の柳島貞康さん、国交省天竜川上流河川事務所長の佐藤保之さんらパネリスト5人が意見交換する。防災行動に関する取り組み事例や三六災害を体験した人たちから伝え聞いた教訓などを紹介し、来場者に自身の命を守るための避難の仕方などについて考えてもらう。

午後1時30分開始。開会前には、三六災害の記録映像などを上映する。聴講希望者は事前申し込みが必要。定員100人。申し込み締め切りは21日で、先着順。新型コロナウイルスの感染状況次第では中止になる可能性がある。問い合わせ、申し込みは同実行委事務局の天竜川上流河川事務所(電話0265・81・6417、ファクス0265・81・6421)へ。

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