「横山維者舎」が田植え 伊那

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酒米「美山錦」の田植えを背景に昨年醸造した清酒「信濃錦 維者舎」を掲げる会員=伊那市横山

伊那市横山の住民グループ「横山維者舎」は9日、地区内の水田で酒米「美山錦」の田植え作業を行った。清酒「信濃錦」蔵元の宮島酒店(同市)と手を組み、純米吟醸酒を製造する活動の3年目。会員15人が水田約35アールへ苗を植え付けた。

横山維者舎は、里山や登山道の整備をはじめ、地域の活性化に取り組む組織。作業終了後に飲む機会も多く、宴席で出た「どうせ飲むなら酒米を育ててみよう」の話をきっかけに米作りが始まった。

中村静男代表(74)によると、昨年は田植え後、7月まで長雨が続き「栽培には特に気を使った1年だった」という。醸造では宮島酒店の技術が生かされ、2年目の清酒の味は「上々」で、今年は「好天を祈り、より品質の高い米を目指したい」と意気込む。

作業に立ち会った宮島酒店の宮島敏社長も「昨年は全国的に米の質が固く、醸造過程では米の溶けにくさを感じる酒造会社泣かせの年だった」と振り返り、「今年は落ち着いた天候による良質な米の収穫を期待したい」と話した。

「維者舎」は方言の「いじゃやい(行こうよ)」に由来して名付けられたという。

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