伝統の棒倒し復活へ 駒ケ根東中運動会 

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棒倒し復活に向けて開いた学習会で卒業生の父親から指導を受ける東中生

棒倒し復活に向けて開いた学習会で卒業生の父親から指導を受ける東中生

駒ケ根市東中学校生徒会は、30日に開く文化祭「桑東祭」の運動会で、男子競技の棒倒しを18年ぶりに復活させる。文化祭のテーマは「結」。卒業生から指導を受けて過去と現在を結び、文化祭の目玉の一つとして成功させたい考えだ。

同校によると、棒倒しは文化祭で行う運動会の男子競技として1989年には行われていた記録が残る伝統競技。一時期は女子生徒も取り組むなど同校では盛んに行われていたが、文化祭の内容見直しで1999年に外された。

2年前の第50回桑東祭から紅白に分かれての運動会が復活したこともあり、対戦形式のイベントを一層盛り上げたいと、棒倒しに注目。赤穂中の運動会を視察するなどして準備を進めてきた。本番では紅白の棒も同校から借りる予定だ。

今月3日には中学時代に棒倒しをした経験がある3年生の父親5人を招き、初めて実践形式の学習会を開いた。父親たちは棒の守り方や倒し方、競技に取り組む心構えを後輩たちに伝授。「飛び乗れ」「引っ張れ」などと威勢が良い声が響く中、生徒会役員が実際の攻守を想定した練習に汗を流した。

同校の卒業生で在学当時も棒倒しをした堀内英樹さん(43)は「当時は一番盛り上がった競技だった。昔を思い出し、懐かしさを感じながら指導した」と復活を喜び、「けがをしないよう真剣に取り組んで、充実した競技にしてほしい」と期待した。

運動会は30日午後1時から。当日もOBや地域の人に指導を受けながら棒倒しを行う計画で、堀内優汰生徒会長(14)は「先輩たちに教えてもらいながら大成功させ、後輩にまたやりたいと思わせたい。来年以降も継続してもらい、過去と未来をつなぐ象徴的な競技になれば」と意気込んでいる。

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