子連れママ委員 茅野市男女共同参画会議

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茅野市男女共同参画推進会議は9日、同市役所で開かれ、新しく子連れの“ママさん委員”が柳平千代一市長から委嘱書を受け取った。行政の計画に関わる会議で子どもと一緒に出席する姿は珍しく、男女共同参画を担当する市コミュニティ推進係は「男女共同参画の会議だからこそ。女性参加に間口を広げるきっかけになってほしい」と期待する。

子ども同伴で会議に参加するのは同市東向ケ丘の販売員木村かほりさん(46)。同会議は第3次市男女共同参画計画「はつらつプラン21」の推進を図ることを目的に委員(2年任期)24人で組織する。木村さんは、関連団体からの推薦もあり第4号委員(市長が必要と認める者)として委嘱を受けた。

会議場には、子どもにおもちゃなども用意された。木村さんは会議の席上、自己紹介の中で「これからも子どもと一緒ですが、よろしくお願いします」とあいさつ。子どもの姿に周囲の委員たちからは笑顔も浮かんでいた。

木村さんは取材に「会議の妨げになるかな、とも考えたが、『子育てママさん枠』だと思って、子育ての現状を伝えたい」と意欲を話した。

これまでも市民団体の会合などには子どもを連れているといい、「(ほかの参加者が子どもの姿を見ることで)子どもを意識した意見や考え方につながるとうれしい」。

一方で、子育て中の母親に参加を促すためには「託児サービスも考えてほしい」と注文も。友人同士のネットワークには、子どもを有償で預かり合う仕組みもあるというが、「お金を払ってまで…、という思いもあって子どもを連れている」と話す。

今回の参加をきっかけに「少しでも何かが変わっていけばうれしい」と、ママさん側からの期待感。

委嘱書を手渡した柳平市長は、取材に「子育て世代の女性参加には、しっかり対応しないといけない。その中で、男女共同参画の会議で子育ての当事者の意見が聞けることは大事なこと」と話した。

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