「安全」評価、課題は遅れ 下社御柱祭反省会

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下社御柱祭を振り返って意見を出し合った反省会

下社御柱祭を振り返って意見を出し合った反省会

諏訪大社下社御柱祭の全体反省会が9日、下諏訪町の下社秋宮参集殿であった。下諏訪町、岡谷市、諏訪市上諏訪地区の大総代でつくる下社三地区連絡会議と大社が、次回の御柱祭に生かす狙いで開催。大総代や警察・消防、町の実行委員会、諏訪地方観光連盟の関係者ら約80人が集まり、意見を出し合った。

2013年5月の仮見立てから今年5月の里曳(び)きまで流れを追いながら、各団体代表が反省点を出した。祭り本番の山出し、里曳きについては、建て御柱や木落しを中心とした安全対策で大きな事故や負傷がなく済んだことや、暴力排除決議などの取り組みによって「安全安心の祭り」ができたことを評価する一方、日によって御柱の曳行(えいこう)に大幅な遅れが出たことが課題として挙がり、「現状に合った曳行スケジュールに見直すことも一案」との意見があった。

諏訪地方観光連盟御柱祭観光情報センターは「インターネットの普及などで全世界に情報が発信され、次回は国内からだけでなく外国人観光客もさらに多く訪れるはず」と指摘。「祭りの伝統文化を守るためにも、見物客に明確なマナー、ルールの発信や受け入れ態勢の整備がさらに必要になるのでは」とした。

諏訪大社の北島和孝宮司は「今回の御柱祭の反省は次回への足掛かりであり、次の御柱祭は既に始まっている。本日の反省会を、次回に中心となって動く人たちにしっかりバトンを渡すものにしていただきたい」と述べた。

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