棚田で酒米の稲刈り 中川村

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中央アルプスを望みながら残暑の中で作業する住民=中川村飯沼の棚田

中央アルプスを望みながら残暑の中で作業する住民=中川村飯沼の棚田

中川村大草飯沼の棚田で10日、同村の米澤酒造が特別純米酒「今錦おたまじゃくし」の原料米にする「美山錦」の稲刈りがあった。地元住民や今錦を愛飲する消費者ら約60人が参加。棚田を管理する飯沼農業活性化研究会の案内で棚田11枚、計50アールに栽培した米を収穫した。

酒米栽培は農地の荒廃を防ぎ、景観を保全する目的で毎年行い、13年目。棚田は同村を代表する景勝地で、中央アルプスを遠望し、天竜川を見下ろす高台にある。稲刈りは水田面積に応じて手作業と機械で実施。参加者は残暑の中で協力し合い、汗をぬぐいながら作業を進めた。

稲は5月の田植え以降順調に生育。同研究会の倉澤義一会長(77)によると、収穫量は昨年より500キロほど多い約2400キロが見込めそう。「米はまずまずの出来栄えでおいしい清酒になるはず」と期待し、「作業には多くの皆さんが参加してくれてありがたかった」と感謝した。

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