「語り部」高校生も 中高生防災フォーラム

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諏訪地域の中高生が防災や自然災害後の対応などについて考える「中高生防災フォーラム」は17日、諏訪市文化センターで開く。「子どものチカラ」をテーマに被災地の高校生らを招き、研修(講演)とワークショップを計画。実行委員会では「多くの中高生が参加して、地域の防災に関心を持ってほしい」と呼び掛けている。

実行委員は諏訪市の「虹の架け橋プロジェクト」で東日本大震災の被災地を訪れた高校生の有志。フォーラムは開会後の研修で、宮城県石巻西高校の前校長で東北大学教育・学生支援部特任教授の齋藤幸男さんが「災間を生きる君たちに」、被災して諏訪市との交流にも参加し「語り部」として活動する石巻高校2年の雁部那由多君と津田穂乃果さんが「16歳の語り部」、宮城県東松島市の矢本第二中学校元教諭でキッズ・ナウ・ジャパン事務局長の佐藤敏郎さんが「3・11を学びに変える」と題して講演する。

続いてワークショップをワールドカフェ(テーブル討論)方式で行う。雁部君、津田さんと、石巻西高校卒業生で避難所運営活動に取り組む四日市大学学生の鈴木昴樹さんを交え、▽避難所運営にどう関わるか▽被災時の先生の指示に疑問を感じたら▽震災後、地元に残るか▽震災を忘れないために―など7項目ほどのテーマを5人程度でテーブルを移動しながら討議。閉会行事で感想を発表してまとめる。開催時間は午後2時~5時30分。

フォーラムは2回目で内容を充実させた。4月から準備を進め、この間、熊本大地震や各地での自然災害があり、大地震で諏訪にも大きな影響が予想される中、「自分たちが被災者になったことを前提に、現実味を帯びて話を進めていく」と話す実行委員長で諏訪二葉高校2年の河西莉穂さん(16)=茅野市=。虹の架け橋プロジェクトに参加した小学生の参加も歓迎する。大人は議論の参加はできず傍聴のみ可能。問い合わせは、実行委のメール(bousaiforum.nijipro@gmail.com)、諏訪清陵高の石城正志校長(電話0266・52・0201)へ。

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