お盆に初「飯島風街道りんりん祭」

LINEで送る
Pocket

祭りをPRしようと町役場に設置されたやぐらの下で、風鈴を見上げる実行委員会のメンバーら

飯島町の住民有志がお盆に祭りで町を盛り上げたいと、JR飯島駅前周辺に約3000個の風鈴を飾り付ける「信州飯島風街道りんりん祭」を8月14日に初めて開く。暑い夏でもアルプスから町に流れる風の涼しさを生かし、コロナ禍の今こそ元気を出そうと企画。町内の子どもたちが風鈴作りから関われるよう取り組み、年に一度は郷愁の思いを強くするイベントにしたいと意気込んでいる。

高さ2.7メートルのやぐら14基を立ち並べて風鈴をつり下げ、来場者はその中を通って風の音を楽しむ。

クラウドファンディングのネットサイト「CANPFIRE(キャンプファイア)」で21日まで協賛を募り、その後も本番まで町内3カ所の窓口(居酒屋みなみ、モトクラブコバヤシ、小林製作所)で受け付ける。

町では1982年から2006年まで行われた「お陣屋まつり」に続き、2018年には同じく25回の歴史を誇った「お陣屋あんどん市」も終了。夏の思い出を作る機会がなくなったことを残念に思った居酒屋みなみ店主の堀内陽子さん(45)が一念発起し、知り合った仲間と共に実行委員会を組織して今年初めから準備を進めてきた。

堀内さんは東京で17年間暮らし、10年前に町にUターンした。二つのアルプスから吹く風がとても気持ちいいことに改めて気付き、地域資源として生かそうと風鈴に着目。中川村のガラス工房「錬星舎」で制作し、一部は町内の小中学生が絵付け、保育園児がシール張りをする。

「コロナで子どもたちが受けた我慢は計り知れない。私たち大人が頑張れば、このような状況でも思い出は作れるはず」と堀内さん。町出身者が故郷を思い出すだけでなく、多くの人たちも幻想的な思いに駆られる祭りにしたいと夢は広がるばかり。コロナ収束を見据えた2023年には「風鈴1万個が風に舞う世界一の街道として、多くの人に来てもらいたい」と具体的な目標も掲げている。

問い合わせは堀内さん(電話090・5793・0293)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP