加納さん開発移動式薫製器 普及台数170台

LINEで送る
Pocket

加納義晴さん(右)のアドバイスをもらいながら薫製器を作る体験会参加者ら

薫製食品の製造を手掛ける伊那市西春近の加納義晴さん(71)が開発した移動式薫製器「いどう燻(くん)」の普及台数が17日、170台を突破した。2010年5月に第1号を世に出してから12年目。西春近地区の総世帯数の7%に当たる160台の普及を目指して製作体験会を行ってきた。加納さんは「より多くの人に薫製を楽しんでもらえるように、今後も体験会を続けたい」と話している。

17日の体験会は西春近公民館の協力で企画し、同館に隣接する児童公園で行った。先着5人で募集したが、希望が多く、8家族・個人が参加。計8台が完成し、累計の普及台数は172台となった。

「いどう燻」は45センチ角、高さ90センチで、軽トラックなどに乗せて持ち運びができる。廃材を有効活用して板材や角材が用意されており、組み立てていけば薫製器を作り上げることができる。

加納さんによると、体験会には近年、若い世代の参加が増えているという。新型コロナの感染拡大で遠出の自粛が広まる中で、「自宅でいろいろなものを薫製にして味わいたい」「自分で薫製器を作りたい」というニーズも増え、普及台数が一気に増えた。

おすすめ情報

PAGE TOP