駒ケ根の市街地活性化 1期生「ラボ」始動

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街歩きで地元を再発見した「こまがねリビングLabs」の1期生

駒ケ根市に本部を置く青年海外協力協会(JOCA)は25日、「こまがね中心市街地の活性化」をテーマに若者がまちづくりを考えて実践する「こまがねリビングLabs(ラボ)」を始動した。公募により高校生から大学生まで市内在住の7人が1期生として参加。調査を踏まえて企画などを行い、12月には街中に集客するための具体的な取り組みを展開する。

初回のこの日は、郊外の駒ケ根高原と東伊那、そして中心市街地を思い思いに歩き、気になった風景を写真に収めながら地元を再発見。街角にあった昔懐かしい乾電池の自動販売機を見つけた女性たちは「こんな自販機があったんだ」と物珍しそうに眺めた。

こまがね市民活動支援センター「ぱとな」で発見してきた”お宝”を1期生全員で共有。街中への誘客を考えるため8月16、17日に1泊2日で行う合宿の内容も検討した。

「地元の特産品を使って郷土料理を作ってみたい」「風景や住民の様子を撮影してムービーにしてみたら」など意欲的な意見が次々と挙がり、伊那西高校2年の生徒(17)は「街中を歩いて写真を撮ってみて、何も知らないことに改めて気付いた。お店の人に話を聞いてみたい」と提案した。

JRの駅は利用するが、街中は歩く機会がないという宮下さん。「商店街が活発な感じになり人がいる雰囲気があれば、若い人も遊びに出てくるかも」と、ラボでの取り組みに期待をふくらませた。

この事業は市がJOCAと連携して取り組む「学びと交流」を軸にした活動の一環で、広小路商店街振興組合も協力。来年度以降も継続し、若者が主体的にまちづくりなど地域の未来を創造し、具体的に実現させるよう地域ぐるみで後押しする。

運営に携わる市地域おこし協力隊員の山田理恵さん(34)は「住んで慣れ親しんでいても見えていない部分がある。ラボでは市外から進学のために移ってきた大学生の視点も入り、駒ケ根ってこんな場所なんだと一緒に描いていきたい」と話した。

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