「もち麦」味わって 南福地ファームが販売

LINEで送る
Pocket

地元住民向けに販売した南福地ファームの「もち麦」。2日からは一般向けの販売も始まる

伊那市富県の農事組合法人南福地ファームは1日、初収穫した「もち麦」を地元向けに販売した。遊休農地の活用と農村景観の保全に役立つ作物として上伊那地域では珍しいもち性の大麦に着目。特産化を目指して昨秋栽培を始め、今年6月に収穫した。乾燥・調製と精麦を終え、出荷できる状態になったため、まずは地元の人たちに味わってもらうことにした。一般向けには2日から発売する。

もち麦は食物繊維が豊富で、健康志向の高まりとともに近年注目されている。国内での生産はまだ少なく、多くは輸入品という。同法人ではもち性の高い大麦「ホワイトファイバー」を遊休の畑26アールに作付け、828キロ(乾燥・調製後重量)を収穫した。牛山喜文組合長は「宅地の周りの畑が使われずに草ぼうぼうになっていた。遊休農地の活用で村おこしができ、健康志向の人たちに喜ばれるならと栽培してみた。消費者の反応をみて、来季も考えたい」と話している。

もち麦はコメに混ぜて炊くのが一般的だが、パンや菓子に加工する活用法もある。地元のパン店「富県ベーカリー」では同法人から提供を受けたもち麦を使ったパンを販売。もっちりとして、甘みのあるパンが好評という。

一般向け販売は農産物直売所ファーマーズあじ~な(南箕輪村)、A・コープ伊那中央店(伊那市中央)、農林産物直売所「たかずや」(同市富県)で行う。360グラム入り360円、500グラム入り500円、1キロ入り980円(いずれも税込み)。数量限定で、なくなり次第終了する。

おすすめ情報

PAGE TOP