富士見町長選 現新一騎打ち 8年ぶり選挙戦

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任期満了に伴う富士見町長選は3日告示され、現職で再選を目指す名取重治氏(70)=無所属、木之間=と、新人で元副知事の中島恵理氏(48)=無所属、乙事=が立候補を届け出て、現新一騎打ちによる8年ぶりの選挙戦に突入した。投開票は8日。現町政の評価のほか、新型コロナ対応や少子高齢化、人口減対策などが争点になる。

名取氏は、富士見グリーンカルチャーセンターで第一声を上げた。「掲げた政策は着実に成果を出せた」と1期4年の実績を強調。経済対策を含む新型コロナ対応に「引き続き全力投球する」としたほか、「新しい政策をプラスする。コロナ後に向かって、町民の生活、町の歴史、文化、風土を守り、生かしていく攻めの町政に打って出たい」などと訴えた。

「コロナ禍の中でやり残している仕事もある。次の4年で自分がまいた種の成果を確かめたい」とし、5月に再選出馬を表明。組織力を生かした戦いを展開する。井戸尻縄文文化のブランド化、地域力が低下する集落へのチームによる支援などを掲げる。

中島氏は、地元の乙事公民館前で第一声を上げた。キャリアや経験も生かし「誰もが笑顔になれる、輝く富士見町にする」と語り、万全できめ細やかな新型コロナ対応を進めると強調。「子どもや若者が夢を実現できる町にしていく。力強い産業を伸ばして全国の先進モデルをつくる」とし、「住民の皆さんと一緒に未来をつくる行政にする」と力強く訴えた。

出身の環境省を3月末に退職し、6月に出馬を正式表明した。母親や移住者、若手経営者、地域活動をともにする住民らによる草の根的な活動で支持の広がりを目指す。「自然や文化の破壊、土砂災害につながる太陽光発電は食い止める」と主張する。

2日現在の選挙人名簿登録者数は1万2043人(男5853人、女6190人)。

諏訪地方の首長選は前回の同町長選から無投票が続いており、2016年11月の下諏訪町長選以来約4年9カ月ぶりの選挙戦となった。

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