構想・執筆に9年 伊那北高百年史完成

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完成した百年史「たぐへて行かむ」(ともに行こう)を紹介する編さん委員会の役員

伊那北高校(伊那市)創立100周年記念事業百年史編纂委員会が編集していた百年史「たぐへて行かむ」が完成した。委員44人が2013年から約9年を掛けて構想、執筆した、地域の歴史を織り交ぜた学校史。山口通之編さん委員長(79)は「同窓生が命を懸けた一冊。将来の指針や希望につなげてほしい」と呼び掛けている。

百年史はA4判788ページ。序章と戦前戦後の周年記念事業を節目とした計4章に区分し、巻末に各種資料を添付した。

巻頭には生徒たちの学校生活など、歴史の変遷が分かる写真114枚を掲載。同校の前身となる旧制伊那中学校は明治期に地元住民から熱心な希望が寄せられたにも関わらず、1920(大正9)年の設置まで40年を要しており、特に学校設立に至る経緯を詳しく紹介している。

27日には編さん委員会役員が同窓会館で会見した。事務担当の山田宗夫さん(75)は「構想に4年。会議は100回以上開いた」と回想。副委員長の村田寿雄さん(75)は「執筆までに時間を掛けた分、読みやすい内容になった」と述べた。

百年史の編集と同時に、現役生徒や同窓生が出演する映像を収めたDVD、ブルーレイディスクも制作。編集した副委員長の河野恆さん(80)は「母校への思いがあふれる映像に仕上がった」と話した。

百年史は税込み価格4100円、DVD、ブルーレイともに各1000円。問い合わせは同窓会事務局(電話0265・72・7312)へ。

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