通学バスの実証運行開始 米沢線で感謝の花束

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実証運行が始まった米沢線に乗るため「北大塩口」停留所を利用する永明中学校の生徒らと到着したバス

茅野市は1日から、JR茅野駅を利用する通学、通勤者らを対象にした「通学・通勤バス」について米沢方面を走る「米沢線」と泉野・玉川方面の「泉野・玉川線」の新規2路線の実証運行を始めた。このうち米沢線のバス停「北大塩口」では同日朝、永明中学校に通学する生徒が多く利用。これまでは親の送迎などで登下校していたが、今後は自分たちでバス通学が選べることに感謝の気持ちを込め、生徒や保護者が用意した花束を運転手(運行事業者)に贈るサプライズがあった。

同市では自宅から中学校まで一定の距離がある場合はバス通学が認められている。永明中に通う米沢や豊平地区の生徒もバス通学が可能だが、運賃が高くダイヤも登下校時間に合わないなどバス利用者は少なく、ガソリン代の補助が出る親の送迎だったり長いと6キロほどある距離を徒歩で通ったりしているという。中学生も利用できる米沢線の実証運行が始まることになり、生徒や保護者の有志が感謝を伝えたいと花束贈呈を思い立ったという。

北大塩口のバス停では午前7時発で茅野駅に向かうバスの発車時間に合わせて中学生17人と高校生1人が訪れた。バスが到着すると、代表して永明中1年の生徒が「バス運行ありがとうございます」と述べながら、生徒や保護者の感謝の言葉を添えた花束を運転手に手渡した。

樋口さんは普段、親に送迎してもらっているという。「朝からバスの中で友達とおしゃべりできてうれしい。毎日乗ります」と笑顔。花束贈呈を中心となって企画した保護者の樋口恭一さん(44)=同市北大塩=は「きょうは大勢利用してくれてうれしい。中学生が自分自身で通学できる手段が増えた。利用者がさらに増えるよう、生徒が利用しやすい時間帯の運行や増便に期待したい」と話した。
 
1日からは実証運行中の路線「ピアみどり線」の北山小学校前までの延伸も始まった。いずれも実証運行は来年3月31日まで。

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