合同練習2カ月ぶり再開 下諏訪町木遣保存会

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諏訪大社下社春宮境内での合同練習を再開した下諏訪町木遣保存会

新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い自粛していた下諏訪町木遣(やり)保存会(古田和人会長)の諏訪大社下社春宮での合同練習が3日夜、約2カ月ぶりに再開された。会員25人ほどが参加し、久しぶりに独特の節回しの木やりを境内に響かせた。

来年に迫った諏訪大社下社御柱祭に向け、熱の入った練習を重ねてきた会員たち。これまでコロナの感染拡大に伴い、たびたび練習中止を余儀なくされてきた。諏訪地域で県の感染警戒レベルが「4」に引き上げられたことを受け、8月1日から合同練習を再び中止。さらにレベル「5」への引き上げで、平日夜に春宮で行っていた個人練習も8月中旬から中止していた。

会員は現在約100人で、4分の1が小中学生。前回御柱祭後に加わった会員も多いという。練習自粛中、自宅などで周囲に迷惑をかけない程度の練習しかできなかった会員たち。ようやく感染状況も落ち着いたことから、十分な感染防止対策を取って練習を再開することにした。

全体練習は毎週日曜日午後7時から、個人練習は平日の午後6時からで、いずれも春宮境内で実施。参加者は自宅を出る前に体温をチェックしてから会場に集合。全員マスクやフェースガードを着用し、向かい合わず、十分な間隔を空けて練習を行う。

下諏訪南小学校4年の児童(9)は「みんなに僕の声を聞いてもらい、喜んでもらえるのがうれしい。御柱祭が楽しみ」と話し、古田会長(74)は「御柱祭がどのような形で行われるか分からない状態だが、いつでも木やりができるよう準備は整えたい」と話している。

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