伊澤修二記念音楽祭へ練習 音楽劇や合唱

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楽劇の動画撮影に臨む高遠北小の児童たち

30日に伊那市の県伊那文化会館で開く「伊澤修二記念音楽祭」に向け、市内の児童、生徒が熱のこもった練習を続けている。旧高遠町出身で東京音楽学校(現東京藝大)の初代校長を務めた伊澤修二をたたえる祭典は、コロナ禍の影響で昨年は中止となったため、2年ぶりの開催。14日、高遠北小学校の5、6年生15人が、指導を受けるための動画撮影に臨み、音楽劇を披露した。

市によると、新型コロナ感染対策のため直接指導をする代わりに、動画を活用して東京藝大音楽学部の佐野靖教授からアドバイスを受ける。児童は7月から練習を重ね、衣装を手作りするなどして準備を進めてきたという。

演目は、地域の民話を題材にした音楽劇「きつねにだまされた話」。地元に伝わる歌や踊り、獅子舞も取り入れた。子どもたちは主人公の作兵衛がキツネに化かされ、油揚げを食べられてしまう物語を熱演。伸びやかな歌声と力強い太鼓演奏を響かせた。

作兵衛を演じた5年の児童(11)は「動きがしっかりできた。本番は楽しい雰囲気が伝わるように笑顔で臨みたい」。担任の中島元博教諭(61)は「地元の音楽や民俗芸能の素晴らしさに触れ、発信してほしい」と願っていた。

事前指導は希望のあった高遠小でも合唱を録音して実施。音楽祭には2小学校のほか、春富中、高遠中、高遠高校の計5校が出演する予定。

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