御射山神社、御柱休め コロナ早期収束願う

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横たえた御柱を地元へ搬出するため作業する飯島町七久保の氏子関係者ら=松川町の御射山神社

来年4月2日に控える御射山神社(下伊那郡松川町上片桐)式年御柱大祭に向けて、2016年の前回に建てた4本の御柱を掘り起こし、飯島町七久保、中川村片桐、葛島、松川町上片桐の氏子4地区に戻す「御柱休め祭」が23日、現地で開かれた。感染症対策を図り密集を避けて実施。氏子衆は早期の新型コロナ収束を願い、大祭の無事と盛り上がりに期待した。

江戸享保期の1722年に諏訪大社にならって始まった同神社の御柱祭は、今回で51回目。例年であれば、御柱休め祭から各地区の氏子が一堂に集まるが、今回は限られた人数で掘り起こし、柱の引き渡しも分散して行った。

柱はモミやスギの全長11メートルにも及ぶ大木で、重機も用いながら横たえさせた。初めに掘り起こされた七久保の柱も、氏子関係者が丁寧に地元へ搬送。希望者に配布するなどして、6年間地域の繁栄を見守り続けた御柱に感謝して利活用するという。

「コロナ禍の新たなスタイルで祭りを行うことになる。早め早めに準備していきたい」と神社崇敬者総代長で祭典委員長の大澤英二さん(73)。今後は30日に4地区の御柱用立木を確認する「見立て祭」、11月20日に「伐採修祓祈願祭」を行い、その後に地区ごと伐採が行われる。

大祭当日も御用木を神社へと運び入れる里曳きの縮小など、感染症の状況をにらみながら進めることになるが、氏子総代長の小木曽秀樹さん(71)は「コロナが収まるような御柱祭にしていければ」と話した。

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