岡谷市内5渓流のえん堤 6基で土砂撤去完了

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8月中旬の豪雨に伴う土砂流出で県諏訪建設事務所は28日、岡谷市内の5渓流にある計7基の砂防えん堤にたまった不安定な土砂の撤去作業が進み、湊の小田井沢川のえん堤2基のうち1基を除く計6基で予定工事が完了したと発表した。残る1基では堆積土の含水量が多いため、ある程度乾燥した後に撤去する。

不安定な土砂が残っているとして撤去作業を行っていたのは湊の小田井沢川、川岸中の境沢川の各2基と川岸の本沢川、湊のウノキ沢(ウサギ沢)、長地のヒライシ沢の各1基。総除去量は流木が1121立方メートル、堆積土が1710立方メートル。このうち、本沢川は流木の除去量が最も多く、830立方メートル。堆積土は400立方メートルだった。同事務所が公開した除去前の写真では、えん堤がほとんど見えないほど流木や土砂が埋まっていた。

撤去作業が未完了の小田井沢川のえん堤は2基あるうちの下流部にある。上流部にある1基と距離が近く、上流部の堆積土が撤去されたことから、木村智行所長は「大きな心配はないだろう」とした。

土石流の発生を受け、同市川岸東の中大久保と大久保に1基ずつ整備するえん堤は、詳細な計画の策定に向けて地質を調べるボーリング調査を実施している。

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