リゾートワーケーション推進 蓼科で実証実験

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リゾートワーケーションの実証実験で東急リゾートタウン蓼科内のコワーキングスペースで仕事をする参加者

東急リゾーツ&ステイ(東京)は、リゾート地で休暇を取りながら働く「リゾートワーケーション」を推進しようと、8、9の両日、独自プログラムの実証実験を茅野市北山の東急リゾートタウン蓼科で行っている。自然豊かな環境での心身の健康回復・向上なども盛り込んだ内容。中小企業への導入促進へ経営者を対象にしており、「検証結果を見てなるべく早く本格導入したい」としている。

8日に会見した同社は、ワーケーションの受け入れ側の整備は進んでいるのに対し、企業側の導入は十分ではないと説明。経営者がワーケーションの価値を実感してほしいと実証実験を計画したという。プログラムは、孤独になりがちな経営者同士のグループワーク、心身の健康回復や向上、経営者としての学び直し―を取り組みの3本柱とし、今回は学び直し以外の二つを実践している。

信州大学学術研究・産学官連携推進機構(松本市)などと連携し、心身の健康回復・向上では歩く速度に変化を付ける「インターバル速歩」の実践を取り入れている。事前、実証実験中、事後の3回、心電図を測定するなど心身への影響も調べる。

実証実験中の仕事場には、かつて別荘オーナーのラウンジとして使っていた場所を改装して今年7月にコワーキングスペースとして開設した「ワークラボもりぐらし」なども活用している。

募集に応じた関東地方の経営者ら11人が参加している。全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)の福田成康専務理事(57)は、施設が広いことから従業員が分散して仕事できる環境を気に入った様子。「社員をまとめて連れて来ても仕事ができる。社員の団結が強まるのではないか」と期待を込めた。

参加者対象にアンケートを行い、結果を検証する。東急リゾーツ&ステイの石橋剛経営企画部長は「利用者のニーズを掘り下げ、よりよいものをつくりたい」と話した。

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