心身幸福な飯島流ワーケーションに向け勉強会

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唾液からホルモンを採取し、ストレスチェックした参加者

滞在中のストレス変化を科学的に示し、心身の幸福のアピールで誘客を目指す飯島町の「飯島流ワーケーション推進協議会」は19日、この検証に取り組む順天堂大学大学院の千葉吉史研究員を招き勉強会を町文化館で開いた。約30人の参加者は、唾液から採取した脳内分泌ホルモンで自身のストレスチェックを体験。町を訪れる人たちが幸せを実感する”ストレスケア”のワーケーション事業にしようと、来年度からの本格実施に向けて検討を始めた。

千葉研究員はこれまでに、農作業や温泉効果、景観における影響など約300の行動パターンについて、ホルモン成分を分析することで行動前後の違いを幸福度として数値データ化してきた。

同協議会はこの研究を、さまざまな農村体験をメニュー化するワーケーションのプログラムに導入。町に滞在して農業や自然などに触れることで、どのようにストレスが変化して癒やされたか科学的に立証し、仕事と休暇を両立しようと町を訪れる人たちにより効果的なメニューを提供する。

先月の協議会発足後初めてとなったこの日の勉強会では、千葉さんの指導により参加者それぞれが唾液を採取。ストレス度数が表示されるポータブル機器を使って数分間で計測し、勉強会の前後に行った。

前後で数値が若干高めから標準値に下がった協議会長の下平洋一町長は「ストレス解消度を具体的に示すことで私たちのワーケーションの信用は高まる」と期待。千人塚公園でキャンプ場を運営する宮下広和さんは「数値は貴重なデータになり、お客さまへのサービスの一助になるのでは」と話した。

この日は、ワーケーションで協力する日本食農連携機構中部支部の内田文子事務局長の進行でワークショップも行い、事業のイメージをふくらませた。

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