求職者に実際の職場紹介 諏訪職安が見学会

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諏訪市豊田のシュタールの工場を見学し、人事担当者(右)の説明を聞く求職者

諏訪公共職業安定所(諏訪市)は19日、求職者に求人票の文面などだけでは分からない実際の職場の雰囲気を知ってもらおうと、事業所見学会を開いた。新型コロナウイルス感染拡大を受け、2年ぶりに企画。見学したのは特殊鋼材や非鉄金属の加工を手掛ける同市豊田のシュタールで、諏訪地方を中心にした5人が参加した。同社の工場内などを見て回り、仕事の内容や社員の様子に理解を深めた。

求職者には応募や書類選考、面接の前に事業所を見学することで応募しやすくし、事業所にとっては会社をアピールする機会にと、コロナ禍前の2019年11月に初めて開き、今回が2回目。製造業を中心に人手不足感が強まり、感染状況が落ち着きを見せていることから再開した。

シュタールでは午前と午後に分けて見学会を設定。人事係の宮坂あかりさんが案内し、事業概要のほか、短納期をモットーにしていることや社員の平均年齢は31・5歳と若いことなどを伝えた。求職者の質問に答え、現在は受注量が多くて残業がほぼ毎日あるが、残業時間は社員一人ひとりのライフスタイルになるべく合わせていると説明。女性の採用にも積極的で、女性が働きやすい職場を目指していることも紹介した。

工場見学で求職者は、鋼材などを切削加工する工程や製品をはじめ、機械を操作する社員の姿などを目にした。富士見町の内藤駿介さん(23)は「見てみないと分からない働くイメージや会社の雰囲気が味わえた」と話した。

同職安は事業所見学会を今後も継続していく考えで、見学受け入れ事業所や参加する求職者を募っていく。次回は12月16日に生活協同組合コープながのを見学する。問い合わせは同職安職業相談・紹介部門(電話0266・58・8609)へ。

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