仕事に性別は関係ない 女性技術者が体験談

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鼎談で仕事に対する思いを発表する女性たち

建設業界への女性人材の起用を目指す県建設業協会伊那支部(桃沢傳支部長)は25日、各分野の一線で活躍する女性3人に体験談を聞く「女性技術者による鼎談~インフラ整備に活躍する女性たちの語り」を、南箕輪村の同支部会館で開いた。建設業界で働く女性は、男性の多い職場でも生き生きと活躍する仕事ぶりを発表。「仕事に性別は関係ない。勇気を持ってチャレンジ精神で建設業界へ飛び込んでほしい」と呼び掛けた。

3人は、女性初の県伊那建設事務所長となった市岡恵利子さん、信州大学を卒業後、福美建設(駒ケ根市)に入社した佐藤美穂子さん、信大を経て伊那ケーブルテレビジョン(伊那市)に入社した平山直子さん。鼎談では入庁や入社の動機、仕事の体験談を発表し、職場の環境や改善点について意見を交わした。

工事現場で監督員を務める佐藤さんは「入社時のスタートラインは男女とも同じ。性別に関係なくやりがいがある仕事」と述べた。

家庭を持つ市岡さんは「日本は女性が家事や育児を担う割合が多く、仕事上でも時間的な制約がある。男性が家事に積極的に取り組んでもらえれば女性の社会進出につながる」と主張。「職場では長時間働ける人、すぐ対応できる人が評価されがちだが、どれだけ成果を残したかを評価基準にすべき」と呼び掛けた。

仕事上、「男女を分ける必要がない」と主張した平山さんは「どんな業界にも女性が自分から飛び込んでいく必要がある」との考えを示した。鼎談には同協会の会員ら約30人が出席し、3人の話に耳を傾けた。

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