紙媒体の良さに触れて 飯島の古民家宿

LINEで送る
Pocket

築100年の古民家に個性あふれる印刷物が並ぶ会場で、紙媒体の魅力を語る小澤さん(右)=1日午前、一棟貸し古民家宿「nagare」

伊那市手良のデザイン事務所「ヒトコトデザイン」代表の小澤純一さん(40)が企画した「泊まれる、いんさつ展 ほんのある場所」が20日まで、飯島町田切の一棟貸し古民家宿「nagare」で開かれている。デジタル全盛の今だからこそ、紙媒体の良さを見直してもらおうと開催。築100年の古民家で休暇を過ごす宿泊者に、印刷のおもしろさを感じてもらう。

デザイナーの小澤さんが「nagare」と藤原印刷(松本市)と協力し、宿泊者のみが体験できる展示空間として企画。写真集や冊子、カタログ、名刺など県内から発信される印刷物が宿の各部屋に点在し、手に取って自由に楽しめる。

「手にするまで分からないワクワク感が紙媒体にはあり、今回出品したのはこだわりある印刷物ばかり。印刷とデザイナーの共同作業が成し得る業で、デジタルにはないその温かみのある質感に触れてほしい」と小澤さん。

ゆっくりとした時間を求めに訪れる同宿の滞在者に本がある空間を提供することで「じっくりと心のこもった印刷をめでてもらえれば」と期待する。

初日の1日は小澤さんも来場して一般にも公開し、トークイベントなどもあった。nagareオーナーの石川景規さん(34)は「地元で精力的に活動している皆さんと、今回のようにいろいろな形でコラボレーションしていければ」と話した。

宿泊に関する問い合わせなどはnagareのホームページへ。

おすすめ情報

PAGE TOP