静岡からの誘客強化 富士見町

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ユニバーサルツーリズムにも力を入れる富士見高原リゾート=写真上=と、観光客でにぎわう富士見パノラマリゾート=写真下。富士見町が静岡県からの誘客を強化する

富士見町は7日の町議会12月定例会一般質問で、中部横断道の全線開通で時間距離が短縮した静岡県からの観光誘客を強化する考えを明らかにした。富士見パノラマ、富士見高原の町内2大リゾートの一部施設を、静岡県民に限り無料開放する事業を来年度予算化し、6~7月ごろに実施したい意向を説明。同事業を利用した2万人にアンケートに協力してもらい、静岡市を中心とするエリアからの誘客促進や今後の観光戦略に生かすとした。

町産業課によると、静岡市清水区から町までの移動時間は約1時間半に短縮。2大リゾートでは11月中旬まで、長野、山梨、静岡の3県民を対象にゴンドラや天空カートを無料にするキャンペーンを展開したが、7月に比べ全線開通後の10~11月は静岡からの来訪が大幅に増えたという。

名取重治町長は「新たなお客さまを獲得する好機。全線開通の恩恵を受ける観光地は他にもあり、来年度予算に事業費を計上し、地域間競争に負けないようインパクトのある誘客事業を展開したい」と強調。植松聖久産業課長は町の観光客数は年間70万~80万人で「頭打ちの状況が続いている」と報告し、「静岡を重点エリアとして壁を超えていきたい」とした。

アンケートでは両リゾートや周辺エリアの満足度、期待できるターゲット層、要望などを尋ねるという。来年度の無料キャンペーンの対象は静岡県民に限るが、割引クーポン券の配布で町内施設・店舗への周遊を促す事業は継続する考えでいる。矢島尚氏、川合弘人氏の一般質問に対する答弁。町は、静岡に向けて基幹産業でもある製造業や農業などのPRも強めていく考えを示した。

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