発足50周年の飯島柔道クラブ 文科相表彰

LINEで送る
Pocket

文科相表彰を受けて喜びを分かち合う飯島柔道クラブの子どもたちや関係者=9日夕、飯島体育館

飯島町の飯島柔道クラブが、生涯スポーツの優良団体として文部科学大臣表彰を受けた。練習拠点の飯島体育館で9日夕に伝達式があり、クラブの子どもたちや指導者、保護者ら約40人が出席。今年はクラブ発足50周年の節目に当たり、心と体の両面を育んできた半世紀の歩みをかみしめながら、二重の喜びに包まれた。

伝達式では県教育委員会スポーツ振興係の田島康彦係長から、クラブ長の上原正義さん(42)に表彰状が手渡された。田島係長は「子どもたちのこの元気な姿こそ、クラブが積み上げてきた成果」とたたえた。

クラブは上原さんの父春男さん(故人)が1971年4月に創設し、以来多くの子どもたちを育ててきた。小学生団体では県上位の強豪だった時代もあり、個人では今年も中体連の県大会決勝に進むなど、地域の競技力向上に貢献している。

「強くなる前に、いい子になれ」というのが春男さんの教え。指導を受けた子どもたちは親になり、その子や孫が入部するようになった。上原さんも春男さんに連れられて柔道の道に自然と進み、長男で飯島中学校3年の泰心さん(14)もその後を追う。

現在の部員は園児から中学生まで17人。週2~3回の練習はみんな一緒に行い、年代を越えた触れ合いの場にもなっている。

「学校や保育園にいるのとはまた違う環境で、礼儀を重んじる中で仲間とつながる良さを育んでいきたい」と上原さん。泰心さんは「表彰は光栄なこと。幼い子たちが仲間に増えてきているので、柔道が楽しいと思ってもらえる道場にしたい」と目を輝かす。

今年度の生涯スポーツ功労者・優良団体文科相表彰では、同クラブを含め県内2団体、2個人が表彰を受けた。

おすすめ情報

PAGE TOP