2021年12月17日付

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商いのまち・大阪。府が開設する「Osakaほかさんマップ」が気になって、特設サイトをのぞいてみた。「ほかさん」は大阪弁で「捨てない」の意味だそうだ。持参容器で欲しい分だけ商品が買える店を紹介し、ごみをほかさん、マイ容器ライフを始めませんか-と呼び掛ける▼私たちの地域でもマイ容器、量り売りに対応する店が増えてきた。富士見町のJR信濃境駅近くに先月オープンした「八ケ岳ルバーブハウス」。町特産野菜の赤いルバーブを使ったビールが看板商品だが、お供にぴったりなおつまみなどを量り売りしている▼ナッツ類や菓子の一部は店内に置かれたディスペンサーに入る。レバーを操作して必要な分だけマイ容器へ。食品ロスを防ぐ販売形態だ。一緒に量を考えてレバーを動かす親子の姿を見て、体験型の学びの場にもなっている気がした▼原点回帰とも言えるだろう。酒やしょうゆなどの量り売りを復活させた老舗も出てきている。瓶やボトルより割高になる傾向もあるようだが、環境に配慮した買い物を重視する人や高齢世帯の支持を集める。八百屋や精肉店など個人商店もこうした希望に応えてくれる。エコ生活の中で「餅は餅屋」の購買行動が増えればと願う▼高速通信規格の5Gではないが、ごみ減量の3Rも4R、5Rと発展する。持参容器で必要な量だけ購入する行動はごみの発生回避「リフューズ」に該当する。

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