伊那市陸上競技場の改修完了 来月中旬本格利用へ

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改修工事を終えた伊那市陸上競技場のトラックを走る女子駅伝の選手たち

伊那市は28日、市陸上競技場(西町)の日本陸上競技連盟第2種公認更新改修工事の竣工式を同競技場で開いた。改修工事は当初、昨年度に行う計画だったが、財源として見込んでいたスポーツ振興くじ助成金が不採択となったため、今年度に1年先送りされた。25、26日に日本陸連による検定が行われ、公認競技場として認定された。来年1月中旬ごろから本格的な利用を始める予定。

日本陸連は公式の陸上競技会を開催できる精度を備えた競技場を認定し、そこで出された記録を公認記録として認めている。レーン数や収容人員などにより第1~4種の4段階に分かれ、5年ごとに日本陸連の検定を受けることになっている。

工事では、トラックのウレタン舗装約7600平方メートルのほか、付帯工事としてラインなどのマーキング、縁石や砂場などの補修を行った。トラックは古い舗装の表面を削り取り、新しい舗装を重ねる切削オーバーレイと呼ばれる工法で全面を張り替えた。総事業費は1億9800万円で、スポーツ振興くじ助成金1億円を受けた。

市スポーツ課によると、同競技場は上伊那唯一の公認陸上競技場で、多くの大会や合宿で利用されているほか、毎年3月に開催している「春の高校伊那駅伝」の発着点となっている。

竣工式には市、市議会、市スポーツ協会、上伊那陸上競技協会の関係者など約40人が出席。白鳥孝市長は「地元だけでなく、いろいろな皆さんがここに来て素晴らしい記録を出すことを期待している」とあいさつした。この後、テープカットを行って工事の完成を祝った。

同競技場ではこの日から3日間の日程で、第40回全国都道府県対抗女子駅伝(1月16日、京都市)に出場する県選手団の強化合宿が始まり、選手たちは新しいトラックの感触を確かめるように走り込みを行っていた。

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