小児がんの子ども支援 献髪、広がる協力

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子どもからの献髪を手渡し、市民の協力に感謝する諏訪湖LC諏訪和支部の役員と柿澤さん

ライオンズクラブ(LC)国際協会334―E地区(長野県ライオンズ)が2020年夏から普及に取り組む、小児がんの子どもを支援する献髪(ヘアドネーション)が今冬まで約1年2カ月で166件(12月27日現在)となり、諏訪地方から85件と県内クラブ最多の協力が寄せられた。中でも諏訪湖LCはFWT委員会と諏訪和支部が、県美容業生活衛生同業組合(BAながの)の諏訪、岡谷両支部と連携して地域住民への理解を広げ、成果を上げている。

がんと闘う子どもへの支援はLCの世界的な奉仕活動の一つ。献髪は多くのクラブが取り組み、県内でも各地で啓発と、寄付された髪の毛をかつらの製造元へ送る橋渡し役をしている。

諏訪湖LC、和支部を通じた献髪は83件。21年7月から約半年だけで32件と増えている。取り組みには諏訪、岡谷、茅野市内の美容室18軒が協力する。

BAながの広報事業部長で諏訪市沖田で美容室ヘアオペラを経営する柿澤輝幸さんは昨年来、10人の献髪を手がけた。柿澤さんによると諏訪地方の美容業界では10年ほど前からこの活動に関心を寄せて各店が独自に協力してきたが、和支部との連携を機に「地域の認知が広がった。お客さんにも関心を持ってもらえ、協力者も増えた」と喜ぶ。

同支部のメンバーで334E地区「家族及び女性スペシャルティクラブ」サポーターとして活動をコーディネートする平林真理子さんは、「とりわけ小中学、高校生の奉仕への意欲が非常に高くなり、子どもたちの献髪も多い」とし、「地域へさらに互助の心を広めたい。子ども、地域の人たちと奉仕の心をともにし活動のきっかけになれば」と話す。

諏訪和支部の有賀照美会長は市民、美容業界の協力に感謝し、「がんを患う子どもたちの心の支えになれば」と願いを込めている。

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