第11回日本童画大賞決まる イルフ童画館

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岡谷市とイルフ童画館は20日、「第11回武井武雄記念日本童画大賞」の受賞作品を発表した。最高賞の日本童画大賞は、タブロー部門で千葉県千葉市の山本いつこさん(33)の「真夜中の訪問者」、絵本部門で東京都北区のいわさきさとこさん(44)の「おかしなおかしのおかしなはなし」が受賞。こども絵本部門のイルフ賞には岡谷北部中学校3年の遠藤響さんの「このアリクイはなぜか木から下りたことがない」が選ばれた。

タブロー部門は「異界の住人」をテーマとした1枚絵を募集。大賞作品「真夜中の訪問者」はアクリルとクレヨンで描かれ、代表審査員の山岸吉郎・同館館長は「物語性が豊かで、武井武雄が目指した童画の世界に合った作品」と講評した。

絵本部門の大賞作品はフレーベル館から出版される。「おかしなおかしのおかしなはなし」は、お菓子の街でけんかばかりの洋菓子と和菓子が、新たな住人・サツマイモが作ったあんこと生クリーム入りの「おいもパン」を食べて互いを認め合う作品。代表審査員の黒井健さん(絵本作家)は「出版されるには完成度、魅力を備えてないといけない。子どもが好きなお菓子の話で興味深く読んでくれるだろう」と評価した。

こども絵本部門でイルフ賞を受賞した「このアリクイはなぜか木から下りたことがない」について、山岸館長は「見た瞬間に絵が上手で圧倒された」と話した。

日本童画大賞は、岡谷市出身の童画家武井武雄の精神を継承する作家の発掘を目指して、1999年から隔年で実施。今回はタブロー、絵本、こども絵本の3部門で作品を募った。授賞式は2月6日、受賞作品展は2月4~13日にそれぞれイルフ童画館で開く予定。

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