テンペ専門弁当店オープン 大友さん夫妻

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茅野市宮川に大豆発酵食品「テンペ」専門の弁当店をオープンした大友章義さん(右)と由紀子さん

茅野市玉川の大友章義さん(44)、由紀子さん(44)夫妻が、インドネシア発祥の大豆発酵食品「テンペ」専門の弁当店「テンペキッチン」を同市宮川にオープンした。試行錯誤を重ねて開発した製造器「テンペメーカー」でテンペを作り、弁当に仕上げる。移住した茅野で店舗を構えた2人は「興味があっても食べたことがない人もいると思う。おいしいテンペを広げたい」と意欲を見せている。

章義さんは埼玉県出身。東京都内で物流コンサルタントとして独立後、38歳で脳梗塞になった。リハビリの日々を送る中、「高いビルが広い範囲で立ち並ぶ東京は世界でもイレギュラーな都市。子どもたちにとっても生きる環境を狭めているのではないか」。そんな思いもあり、都内出身の由紀子さんの祖母が所有する別荘がある茅野市に2016年2月に移住した。

章義さんは18年、米作りの仲間が作ったテンペの空揚げを味わい、そのおいしさに強く引かれた。自分も作ってみたいと失敗を重ねながら研究し、容器や電気あんかなどを組み合わせたテンペメーカーを手作り。昨年12月8日には弁当店をオープンした。

大豆を煮てテンペ菌を混ぜ、24時間発酵させて作る。たんぱく質やミネラルなどが豊富なテンペを使った弁当はマーボー豆腐や台湾の名物料理「ルーローハン」風など3種類。肉や魚など動物性の食材は使用していない。おいしさを重視した料理は好評を呼び、小学生の子ども2人もお気に入りという。

章義さんは「気軽に立ち寄り、おいしく食べてほしい」、由紀子さんは「ねばねばせず、料理しやすいテンペを多くの人に知ってほしい」と話している。

店舗は同市宮川の100円ショップ「セリア茅野店」横にある。2月から3月初旬までの営業日は水、木曜日(午前11時30分~午後6時)。3月10日以降は木、土曜日(午前11時~午後5時30分)に変更する予定。店頭以外にオンラインで注文を受け付けている。問い合わせは同店(電話050・3743・9803)へ。

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