小中学校へ地元食材 農村女性ネットたつの

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町内各校へ地元食材とレシピを届けた「農村女性ネットたつの」のメンバー=両小野小、28日

辰野町の農家の女性でつくる「農村女性ネットたつの」(瀬戸真由美代表)は、町内の小中学校6校へ町内産の米粉と長ネギ、それらを活用したオリジナルの料理のレシピを提供した。児童や生徒に給食メニューとして味わってもらい、地産地消と食文化の普及につなげていく。

同会では昨年度、子どもたちに安心安全な地元食材に親しんでもらう狙いで、町内保育園へ米粉などを使ったレシピを提供。保護者にも取り組みをPRして好評だったことから、今年度は小中学校と町の離乳食教室にも対象を広げ、昨年秋に調理実習を開いて新たなレシピを作製した。県農業委員会女性協議会の補助金を受けて企画した。

小中学校では2月7日の給食で、レシピを基にした「米粉のチキンナゲット」が登場する。鶏肉に長ネギを混ぜて成形し、小麦粉の代わりに米粉を付けて揚げる。米粉は油の吸収率が低く健康的で、グルテンフリーなどアレルギー対策にも効果があるという。

ほかにもカボチャの空揚げやエゴマのパウダー入り天寄せといったレシピがあり、各校の判断でメニュー化する。レシピを提供済みの保育園も含め、アンケート調査を行って子どもに食べた感想を聞き、今後の活動に役立てる。

小中学校にはレシピと米粉40キロ、長ネギ8キロを提供。28日には、感染症対策に配慮して、会員のうち3人が代表で同町・塩尻市組合立両小野小学校へレシピと食材を届けた。瀬戸代表は「自ら育てた農産物を生かせるレシピを考えた。子どもたちが町の食材のおいしさを感じてくれたら」と話した。

同校児童会長(12)は「地域の食材が給食に出るのが楽しみ。おいしくいただきたい」と笑顔を浮かべた。大内敏樹校長は「とてもありがたい。子どもたちも古里の農業や食材に関心を持ってくれると思う」と感謝していた。

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