芦部信喜を顕彰 駒ケ根で4月2日憲法学対談

LINEで送る
Pocket

ポスターを手に講演会をPRする実行委員会の代表

駒ケ根市出身の憲法学者、芦部信喜氏(1923~99年)を顕彰しようと、市内の有志らでつくる実行委員会は4月2日午後2時から、市民講演会「平和への憲法学対談 ”地元出身の憲法学者芦部信喜”その憲法学から学ぶもの」(長野日報社など後援)を市文化会館大ホールで開く。芦部憲法学を研究するゲスト2人を招き、対談形式でその功績を学ぶ催し。3日に開いた記者会見で講演会の詳細を発表した実行委は「地元出身の芦部さんについて多くの人に知ってもらいたい」と呼び掛けている。

芦部氏は上伊那郡赤穂村(現駒ケ根市)生まれ。東京大学法学部政治学科卒。日本公法学会理事長や全国憲法研究会代表、国際人権法学会理事長などを歴任し、国内の憲法訴訟論を開拓、確立させた。著書「憲法」(岩波書店)は専門書としては異例のベストセラーに。父親の芦部啓太郎氏は初代駒ケ根市長を務めている。

実行委によると講演会は今年度、市議会の一般質問で芦部氏の顕彰について取り上げられたのを機に、市民有志の発案で企画。賛同者を広く募り、呼び掛け人(実行委員)として市民ら80人以上が名前を連ねている。当日は元文部科学省事務次官の前川喜平氏らを招き、対談形式でその功績や影響を学ぶ。

会見では共同代表を務める小木曽伸一さん(73)と松久芳樹さん(70)が講演会の趣旨を説明。小木曽さんは「芦部さんは孤高の人ではなく、地元の中で生まれるべくして生まれた人。芦部さんを知ることは地元の歴史を知ることにもなる」とし、講演会の意義を強調した。

入場料は500円。当面は呼び掛け人を通じてチケットを販売していく。問い合わせは松久さん(電話090・8365・5034)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP