3月完成へ工事進む 駒ケ根市と宮田村境の大久保橋

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今年度中の完成を目指して架け替え工事が進められている大久保橋

駒ケ根市と宮田村境の天竜川に架かる大久保橋で、橋梁の架け替えと県道栗林宮田停車場線の改良工事が3月中の完成を目指して進められている。橋の老朽化に加え、幅員の狭さや取り付け部分の急カーブが問題視されてきた区間。既存の橋の北側に新たな橋を架けることで問題の解消を図り、河川の狭窄部に位置する橋梁周辺の治水対策にもつなげていく。

大久保橋は、1963年度の架設から60年近くが経過。橋梁本体の老朽化に加え、全幅5・5メートルという幅員の狭さや取り付け部分の急カーブといった問題があり、両市村を中心に組織する天竜川(大久保地区―太田切川)護岸改修促進期成同盟会が、周辺の治水対策と併せた改修を国県に要望してきた。

県伊那建設事務所によると、県道の改修区間は橋を含む約700メートル。2012年度に事業化し、道路部分の改良はほぼ終了している。橋梁本体は17年度に着工。右岸側の橋の取り付け部分を上流部に大きく移動させ、橋の全長はこれまでの93・2メートルから140・3メートルに延長した。橋の車道部分は7メートルに拡幅され、上流側には幅2・5メートルの歩道を新設。橋の上には照明も設置され、安全性が大幅に改善している。

道路改良や橋の撤去費用を含む総事業費は約25億円。このうち橋梁の建設費は約13億円で、開通に向けては舗装などを残すのみとなっている。現地では3月中に同期成同盟会主催の開通式が行われる予定。同事務所は「2022、23年度には古い橋の撤去を行う計画」としており、橋梁付近では国による護岸改修工事も始まる見通しだ。

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