8月豪雨災害の記録全戸配布 防災ネットしもすわ

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昨年8月の豪雨災害での避難所開設の経過や課題を特集した会報を発行した「防災ネットワークしもすわ」メンバー

下諏訪町の防災士124人でつくる官民協同の団体「防災ネットワークしもすわ」は、会報2月号を発行した。昨年8月15日に諏訪地方を襲った豪雨災害での避難所開設の経過や課題などを特集。現場で活動した防災士が執筆を担当した。当初、会員のみに配布する予定だったが、町民で情報を共有し、今後の備えに役立ててほしいと、各区を通じて今週中にも全戸配布する。

昨年の豪雨災害で、同町では2、4、5、6、10区の五つの区が避難所を公民館や公開所に開設した。各区ごとに▽避難所開設までの経過▽避難者の概要と様子▽避難所閉鎖のタイミング-の視点で、時系列に当時の様子を記録した。各区の防災士が撮影した、災害当時の状況を伝える写真も多用した。

区ごとに課題と感じたこともまとめた。それによると、▽トイレが男女共用なので神経を使った▽迅速に自主防災員、防災士が行動できるように訓練をしたい▽区長を補佐するメンバーの情報共有や指揮命令を発信する訓練が必要-などの意見があった。

髙橋敦子会長は「幸い、下諏訪町では人的被害はなかったが、それだけで済まさず、今後どんな備えが必要かを町民が考える機会にしてほしい。この経験を財産とし、次につなげたい」と話した。会報はJR下諏訪駅内の下諏訪観光案内所(土日祝日のみ営業)でも数部配布する。

問い合わせは事務局メール  へ。

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